絶賛友人募集中!第5話「突撃!隣の東野さん 後編」
どうも。あと1週間程度で大学が始まるかと思うと萎えるokarickです。
さて、今日は小説第5話ですよ。追記にて…
少し小説の話でも。
この回からネタとして伏せ字が多数使われています。こういったWEB小説なら気にしなくても良いと思うのですが、使った方が面白そうなので使わせていただきますw
こんなネタ使って欲しいとか、こんな話を作って欲しい等の要望がありましたらドシドシコメントください。大体は採用しますw
話は変わりますが、もうすぐ大学生ということでスーツやらなんやら色々準備しておるのですが、まだPCを買って無いのですのよね…どこのにすればいいのかさっぱりでして。持ち運びが出来て、大学で必要なプログラムも入れられて、PCゲームがある程度快適に出来る(ここ重要w)PCが欲しいんだ!!誰かアドバイスプリーズ!!
ていうかリトバスアニメ化するらしいね!!
テンション高いから大文字だぜ!!
ついに来たな!!いつか来ると俺は思っていたぞ!!しかしアニメ化となるとどういう構成になるのだろうか…アマガミ的な感じで個別にやるのかな?まぁ今度じっくり考察してブログに載せますw
では第5話お楽しみに…
「さて、ババ抜きにする?大富豪?それとも…ダ・ウ・ト?」
「どれも2人で楽しめるものじゃないな」
俺はかくかくじかじかというわけで東野の家へとお邪魔していた。
「じゃあ何するの?人生ゲーム?」
「まずゲームするという発想から遠ざかろうか」
「えー」
「えーじゃありません!あと棒読みはやめて!」
「えぇぇぇぇっっ!!」
「ギャァァァァッ!!」
「…冗談よ」
「冗談も何もお前がそんな大声出したらビビるわ!!」
なんだ…東野が学校にいるときより生き生きしているぞ…?自宅だからか?
「それより何するの?」
「お前、俺を連れてくる前にでも考えておけよ…」
「だって思いつきだったし…」
「やっぱりね…」
そうだろうとは思っていたが…
「………」
「………」
いかん、話題が見つからない!気まずいなぁ…
「そ、そうだ。東野の両親いつくらいに帰ってくるんだ?」
「今は外国に出張中よ」
「へぇ~どんな仕事してるんだ?」
「起業家よ。今度はロシアでカキ氷屋さん開くんですって」
絶対流行らないと思う。
「兄弟とかは?」
「1人っ子よ」
「じゃあ今ここで1人暮らし?」
「そうなるわね」
「………」
「…何よ?」
「心配だ…」
主に食生活が。
「別に1人でもやっていけるわ。料理も出来るし」
「………」
「…何よ?そんな初めてダンゴムシが丸まることを知ったかのような顔をして」
「そんな顔して無い!あとたとえが微妙過ぎて伝わってこない!」
「…いい例えだと思ったのに…ブツブツ」
東野の頭の中はよく分からん…
「意外だな…東野が料理できるとは…」
「失礼ね。これでも乙女なんだから料理くらいできるわ」
…乙女?
「…セ○ム呼ぶわよ?ア○ソックでもいいわ」
「シルバーパァァック!」
「それは老人向け」
しかしなぜ考えていることがバレた!?
「相沢は考えていることが顔に出やすいのよ。気をつけたほうがいいわ」
同じことを誰かさんに言われた気がする…そんなに顔に出てるのか?
「…まぁいいや。それじゃあ得意料理とかあるのか?」
「カップ○ードル」
「それ料理じゃない!」
「…冗談よ」
「東野の冗談は冗談に見えないんだよ!」
「本当は肉じゃが」
「おお…家庭的味」
「なんだったらご馳走してあげましょうか?」
「え、マジ?」
「ええ。もう夕飯の時間だし食べていくといいわ」
「助かるよ!」
これでゲーム資金を捻出できる!
「それじゃあここで待ってて」
そう言うと東野は和室から出て行った。
「東野が作る料理か…なんか心配だけどせっかくだしな」
でも今から肉じゃがって…結構時間かかるな…
「…暇だ」
キョロキョロ
「…ちょっと探検しよう。うん、この部屋から出るなとは言って無いしな」
ガラッ
「…どこへ行く気?」
「…ちょっとおトイレに…」
「トイレはそこの廊下を曲がって突き当たりにあるわ」
「あ、どうも…」
なんというタイミング…恐るべし。
「あと私の部屋には絶対入らないで」
「あ、はい」
「入ったら…」
「わ、分かりました!!」
東野の目がマジモードだったぞ…まぁ自分の部屋に入られたくない気持ちは分かるが…
「じゃあトイレ借りますね…」
東野から逃げるようにトイレへと向かう。
「えーっと廊下を曲がって突き当たりと…あったあった」
ガチャッ
「…あれ?トイレじゃない?」
なんだ…?ぬいぐるみがいっぱい…
「そっちじゃなーい!!」
ガスッ!
「グハッ!」
ドーン!ガラガラガラ!
「イタタタタッ!!」
あ、死んだばあちゃんが見える…ばあちゃん、今行くよ~
「あ、相沢~!!」
「う、うう…」
「あ、気がついた?」
「ここは…」
「…私の部屋よ」
「へ?」
「はぁ…曲がり角を右にといった方が良かったかしら」
「ああ…左じゃなかったのか…」
しかしなんというか…
「とても可愛らしいお部屋で…」
「…っ!殺すわよ!?」
「ゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさい!!」
目がマジだ!!殺られる!!
「はぁ…」
「…悪かったな」
「いや、いいわよ。悪いのは私の方。ごめんなさい」
「いや、謝らなくてもいいよ」
これって東野のベッドだよな…?これぞ怪我の功名。
「あ、シーツとか布団とか全部代えてあるから」
さすが東野!ガードが固い!!
「…聞いてもいいか?」
「何?」
「その…ぬいぐるみ好きなのか?」
「…ええ。大事な人から貰ったのを境に集めてるの…あと、可愛いものは嫌いじゃないのよ」
「へぇ…大事な人って?」
「…私の、友達。そう、大事な友達…」
「………」
横を向いていたからよく分からなかったが、東野はとても懐かしそうな、そして哀しそうな顔をしていた。…聞いたらマズいことだっただろうか…
「…肉じゃができてるわ。リビングで食べましょ」
「…そうだな」
それ以上は聞くことが出来なかった…
○
「さて、召し上がれ」
「普通だ…真っ赤とか真っ黒とか想像していたが…」
「失礼ね。だから料理できるっていってるでしょ?」
「ああ、見くびっていたよ。じゃあいただきます」
「どうぞ」
パクッ
「………」
「…どう?」
「げげごぼうぉぇっ」
「変な感想ね」
「甘い!甘すぎる!!舌がバカになるわ!!」
「このくらい普通だと思うけど…」
「砂糖どのくらい使った!?」
「砂糖なんて使って無いわよ?ネオテームを小さじ1杯ほど」
「砂糖の1万倍の甘さ!!死ぬわ!!」
「美味しいけどな…」
何事も無いかのようにパクパク肉じゃがを食べる東野。
「化け物だ…」
こんなもん家族で食ってるのか…!?
「両親がいるときもお前が料理作ってるのか?」
「いいえ、母親よ。でも全然甘さが足りないから自分のだけは後から味付けするんだけど」
よかった…両親は普通だ。
「本当に太るぞ…?」
「全然太らないわ」
まさに化け物…
「食べないの?」
「…ゴメン、せっかく作ってもらったけどこれは食えないわ…」
「じゃあネオテーム抜きのをどうぞ」
「あるんだったら先に出せ!」
…さっきの甘さがまだ口から抜けない!食っても甘い!!
「どう?」
「…あ、ああ…うまいよ」
多分、うまい。うん。そういうことにしておこう。
「よかった…」
俺は全然良くないが…これいつ治るんだ?
そして俺は無心で肉じゃがを完食したのだった…
「今日はありがとね」
「いや、こちらこそ楽しかったよ」
次はもっと計画的にしてくれたらもっといいんだが…
「また…呼ぶかもしれないわ」
「…今度は、さ」
「?」
「今度は俺の友達も紹介するよ。それでみんなで遊ぼう」
「え、でも私は…」
「大丈夫。みんないい奴だって言ったろ?それに、東野にはもっと友達を作って欲しいんだ」
「…これ以上、望んでもいいというの?」
「ああ、友達を作りたいと望んで何が悪い」
「…ふふっ、それもそうね」
「だろ?」
「じゃ、帰るな」
「ええ、気をつけて」
今日も、何事もなく1日は過ぎる。でも、私の中の時はあの時から止まっている…それを動かしていくのは相沢、あなたなのかもしれない…
さて、今日は小説第5話ですよ。追記にて…
少し小説の話でも。
この回からネタとして伏せ字が多数使われています。こういったWEB小説なら気にしなくても良いと思うのですが、使った方が面白そうなので使わせていただきますw
こんなネタ使って欲しいとか、こんな話を作って欲しい等の要望がありましたらドシドシコメントください。大体は採用しますw
話は変わりますが、もうすぐ大学生ということでスーツやらなんやら色々準備しておるのですが、まだPCを買って無いのですのよね…どこのにすればいいのかさっぱりでして。持ち運びが出来て、大学で必要なプログラムも入れられて、PCゲームがある程度快適に出来る(ここ重要w)PCが欲しいんだ!!誰かアドバイスプリーズ!!
ていうかリトバスアニメ化するらしいね!!
テンション高いから大文字だぜ!!
ついに来たな!!いつか来ると俺は思っていたぞ!!しかしアニメ化となるとどういう構成になるのだろうか…アマガミ的な感じで個別にやるのかな?まぁ今度じっくり考察してブログに載せますw
では第5話お楽しみに…
「さて、ババ抜きにする?大富豪?それとも…ダ・ウ・ト?」
「どれも2人で楽しめるものじゃないな」
俺はかくかくじかじかというわけで東野の家へとお邪魔していた。
「じゃあ何するの?人生ゲーム?」
「まずゲームするという発想から遠ざかろうか」
「えー」
「えーじゃありません!あと棒読みはやめて!」
「えぇぇぇぇっっ!!」
「ギャァァァァッ!!」
「…冗談よ」
「冗談も何もお前がそんな大声出したらビビるわ!!」
なんだ…東野が学校にいるときより生き生きしているぞ…?自宅だからか?
「それより何するの?」
「お前、俺を連れてくる前にでも考えておけよ…」
「だって思いつきだったし…」
「やっぱりね…」
そうだろうとは思っていたが…
「………」
「………」
いかん、話題が見つからない!気まずいなぁ…
「そ、そうだ。東野の両親いつくらいに帰ってくるんだ?」
「今は外国に出張中よ」
「へぇ~どんな仕事してるんだ?」
「起業家よ。今度はロシアでカキ氷屋さん開くんですって」
絶対流行らないと思う。
「兄弟とかは?」
「1人っ子よ」
「じゃあ今ここで1人暮らし?」
「そうなるわね」
「………」
「…何よ?」
「心配だ…」
主に食生活が。
「別に1人でもやっていけるわ。料理も出来るし」
「………」
「…何よ?そんな初めてダンゴムシが丸まることを知ったかのような顔をして」
「そんな顔して無い!あとたとえが微妙過ぎて伝わってこない!」
「…いい例えだと思ったのに…ブツブツ」
東野の頭の中はよく分からん…
「意外だな…東野が料理できるとは…」
「失礼ね。これでも乙女なんだから料理くらいできるわ」
…乙女?
「…セ○ム呼ぶわよ?ア○ソックでもいいわ」
「シルバーパァァック!」
「それは老人向け」
しかしなぜ考えていることがバレた!?
「相沢は考えていることが顔に出やすいのよ。気をつけたほうがいいわ」
同じことを誰かさんに言われた気がする…そんなに顔に出てるのか?
「…まぁいいや。それじゃあ得意料理とかあるのか?」
「カップ○ードル」
「それ料理じゃない!」
「…冗談よ」
「東野の冗談は冗談に見えないんだよ!」
「本当は肉じゃが」
「おお…家庭的味」
「なんだったらご馳走してあげましょうか?」
「え、マジ?」
「ええ。もう夕飯の時間だし食べていくといいわ」
「助かるよ!」
これでゲーム資金を捻出できる!
「それじゃあここで待ってて」
そう言うと東野は和室から出て行った。
「東野が作る料理か…なんか心配だけどせっかくだしな」
でも今から肉じゃがって…結構時間かかるな…
「…暇だ」
キョロキョロ
「…ちょっと探検しよう。うん、この部屋から出るなとは言って無いしな」
ガラッ
「…どこへ行く気?」
「…ちょっとおトイレに…」
「トイレはそこの廊下を曲がって突き当たりにあるわ」
「あ、どうも…」
なんというタイミング…恐るべし。
「あと私の部屋には絶対入らないで」
「あ、はい」
「入ったら…」
「わ、分かりました!!」
東野の目がマジモードだったぞ…まぁ自分の部屋に入られたくない気持ちは分かるが…
「じゃあトイレ借りますね…」
東野から逃げるようにトイレへと向かう。
「えーっと廊下を曲がって突き当たりと…あったあった」
ガチャッ
「…あれ?トイレじゃない?」
なんだ…?ぬいぐるみがいっぱい…
「そっちじゃなーい!!」
ガスッ!
「グハッ!」
ドーン!ガラガラガラ!
「イタタタタッ!!」
あ、死んだばあちゃんが見える…ばあちゃん、今行くよ~
「あ、相沢~!!」
「う、うう…」
「あ、気がついた?」
「ここは…」
「…私の部屋よ」
「へ?」
「はぁ…曲がり角を右にといった方が良かったかしら」
「ああ…左じゃなかったのか…」
しかしなんというか…
「とても可愛らしいお部屋で…」
「…っ!殺すわよ!?」
「ゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさい!!」
目がマジだ!!殺られる!!
「はぁ…」
「…悪かったな」
「いや、いいわよ。悪いのは私の方。ごめんなさい」
「いや、謝らなくてもいいよ」
これって東野のベッドだよな…?これぞ怪我の功名。
「あ、シーツとか布団とか全部代えてあるから」
さすが東野!ガードが固い!!
「…聞いてもいいか?」
「何?」
「その…ぬいぐるみ好きなのか?」
「…ええ。大事な人から貰ったのを境に集めてるの…あと、可愛いものは嫌いじゃないのよ」
「へぇ…大事な人って?」
「…私の、友達。そう、大事な友達…」
「………」
横を向いていたからよく分からなかったが、東野はとても懐かしそうな、そして哀しそうな顔をしていた。…聞いたらマズいことだっただろうか…
「…肉じゃができてるわ。リビングで食べましょ」
「…そうだな」
それ以上は聞くことが出来なかった…
○
「さて、召し上がれ」
「普通だ…真っ赤とか真っ黒とか想像していたが…」
「失礼ね。だから料理できるっていってるでしょ?」
「ああ、見くびっていたよ。じゃあいただきます」
「どうぞ」
パクッ
「………」
「…どう?」
「げげごぼうぉぇっ」
「変な感想ね」
「甘い!甘すぎる!!舌がバカになるわ!!」
「このくらい普通だと思うけど…」
「砂糖どのくらい使った!?」
「砂糖なんて使って無いわよ?ネオテームを小さじ1杯ほど」
「砂糖の1万倍の甘さ!!死ぬわ!!」
「美味しいけどな…」
何事も無いかのようにパクパク肉じゃがを食べる東野。
「化け物だ…」
こんなもん家族で食ってるのか…!?
「両親がいるときもお前が料理作ってるのか?」
「いいえ、母親よ。でも全然甘さが足りないから自分のだけは後から味付けするんだけど」
よかった…両親は普通だ。
「本当に太るぞ…?」
「全然太らないわ」
まさに化け物…
「食べないの?」
「…ゴメン、せっかく作ってもらったけどこれは食えないわ…」
「じゃあネオテーム抜きのをどうぞ」
「あるんだったら先に出せ!」
…さっきの甘さがまだ口から抜けない!食っても甘い!!
「どう?」
「…あ、ああ…うまいよ」
多分、うまい。うん。そういうことにしておこう。
「よかった…」
俺は全然良くないが…これいつ治るんだ?
そして俺は無心で肉じゃがを完食したのだった…
「今日はありがとね」
「いや、こちらこそ楽しかったよ」
次はもっと計画的にしてくれたらもっといいんだが…
「また…呼ぶかもしれないわ」
「…今度は、さ」
「?」
「今度は俺の友達も紹介するよ。それでみんなで遊ぼう」
「え、でも私は…」
「大丈夫。みんないい奴だって言ったろ?それに、東野にはもっと友達を作って欲しいんだ」
「…これ以上、望んでもいいというの?」
「ああ、友達を作りたいと望んで何が悪い」
「…ふふっ、それもそうね」
「だろ?」
「じゃ、帰るな」
「ええ、気をつけて」
今日も、何事もなく1日は過ぎる。でも、私の中の時はあの時から止まっている…それを動かしていくのは相沢、あなたなのかもしれない…
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